介護の負担を軽くするための
方法を試しています

軽度認知症なので、田舎の実家で一人暮らしさせています

住み慣れた家が一番いい

 軽度の認知症と診断されて、あれやこれやしなければいけない。ただ自分の仕事もある中で、かなりドタバタしました。ただ、いつもは認知症らしき症状がでるわけでもなく、話し方も態度も生活面でも問題がない。よく話を聞いてみると、ものを覚えておくのがやはり苦手らしく、新しくものを覚えるのはイヤだよ、とはっきり。

 住み慣れた家が一番いいよ、ということで、ひとまずこまめに様子見にくることにして田舎の実家暮らしを続けることに。

新しく〇〇はかえって逆効果

お年寄りは新しい環境や製品を覚えるのが苦手

 介護をしなくてはいけないのですが、周辺の話を聞いてみると、環境を変えた途端に認知症の症状が悪化した、同居したらトイレやお風呂の使い方が覚えられずに不安でたまらないということがあるそうで、とりあえず今までと環境を変えないほうがよいことが多いそうです。

 日常生活で使う身の回りの家電などはそのままにしています。唯一、古かったガスレンジを空焚きしても自動で消える安全装置がついたものに交換しました。使い方も以前と同じボタン配置のものを選んで、新しい使い方を覚えなくてよいものに。

 お年寄りは、新しく何かを覚えるのは非常に困難です。繰り返し何度やっても使い方が覚えられないものです。とくに新しい環境にいきなり変わってしまったら戸惑って不安でたまらない状態が続きます。新しい何かにするのは限定する方がよさそうです。

日常生活の動線をチェック

介護ではトイレに行く時に邪魔になるものは処分します

 ばあちゃんの家は、家具やら何やら古い家なので配置がぐちゃぐちゃ。とりあえず部屋の行き来とトイレとお風呂の行き来がスムーズにできるように、通路の不要なものを処分。

 生活の動線をチェックして、つまづくモノや家具を移動して最低限のものを分かりやすく配置。服類のタンスは移動せずに。配置を変えると覚えられないらしく、不要なものをまず処分しました。

衣食住で一番大事なのは食

食事はお年寄りの生活の中でも一番の楽しみです

 軽度でもあり、自分の身の回りのことができているので、1人暮らしをさせていますが、一番心配な要素は食事。ごはんを食べなくても平気な時もあるらしいのですが、それでも少量何か食べたいときがあり、そんなときには、宅配の食事サービスを使っています。

 少しだけでいい時には、おかずのみ取り寄せておけばレンジでチンして食べられるので、小食な時やおかずだけ食べたいときには、大変重宝しています。

 地元の宅配弁当は温かい食事の宅配があったのですが、どうも味が気に入らないようで。さらにごはんは家で炊いたものが一番好きらしく、おかずのみで良い以下の4社を必要な時に注文して取り寄せています。

 味つけやメニューが豊富な上に、カロリーや塩分が調整されている食事もあるので血圧や糖尿など持病がある方でも利用できます。

●ウェルネスダイニング 7食セットが基本で必要に応じて注文と定期注文が選べます。7食で4,500円~ 全国対応 気配り宅配食を全国へお届けする通販サイト!ウェルネスダイニング

●やわらかダイニング 7食セットが基本。7食で4,600円~ 全国対応 やわらか宅配食はこちら

●食宅便 7食セットが基本。7食で3,600円~ 全国対応 近くの店舗から温かい食事が宅配されるサービスもあり。 メニューは300種類以上!おいしい食事宅配サービス「食宅便」

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 定期的な注文も考えたのですが、食欲がない時には冷凍庫にたまっていくだけなので、ばあちゃんの好みで、食べたいものをレンジでチンしてもらっています。かなり便利です。

買い物に行く回数が週1で良いときも

買い物に行く回数が減って介護の負担が軽減

 定期的に買い物につれていくようにしていたのですが、おかずのみ取り寄せていると、果物やヨーグルトなど食べたいものをスーパーに連れて行く回数も週に1度で済むときも多くなっています。

 とりあえず食べるものがしっかりあると、それだけでばあちゃんもこちらも安心できるので、こういう宅配食事のサービスを活用すると、負担が軽減できます。

介護の悩みが気軽に無料で相談できるサイトがあります。